【金沢・鮨 志の助】本場で本物の寿司を味わう

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流れるような手つきでテンポよく寿司を握る大将

 

どうも、寿司だいすき人間の金欠トラベラーです。

今回は石川県・金沢の有名店「鮨 志の助」を紹介します!

ざっくりとした費用や寿司のレビューを書いていきます。

 

回転寿司や3千円の寿司ランチも美味しくて大好きですが、たまにはちょっと奮発して最高の贅沢をしたいときってありますよね。

こういうのがないと何のために働いてるのか分からなくなりますからね。

 

私もそう思い立ち、どうせなら寿司の聖地・金沢で本物の寿司を食べようと決めました。

あらゆるグルメサイトや口コミサイトを調べまくり、金沢で一番旨そうなこのお店に行きつき、何とか予約を取って行って参りましたので、参考にしていただければ幸いです。

 

それでは行きましょう。

 

 

訪問日

 

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志の助の店構え。スタイリッシュで洗練されています。

 

2019年9月21日(土) 夜に二人で訪問。

3週間ほど前に電話予約をしました。

かなりの人気店なので、確実に行きたい方はなるべく早く予約してください!

 

 まずはおつまみから

 

店内に入ると、女将さんが優しく席に案内してくれます。

席はL字型のカウンター席のみで、内装は余計なものが一切なく、シンプルで洗練されています。

 

大将から「おつまみを最初に少しお出ししましょうか?それともさっそく握りましょうか?」と訊かれたので、私たちはおつまみからいただくことにしました。

 

基本的に、志の助にメニューはなく、おまかせコースのみとなっているので、その日の仕入れ状況や旬の魚によって出てくる寿司ネタも違います。

 

 次の3品がおつまみとしてぽんぽんぽんと出てきました。

 

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シラサエビのお刺身

一品目は石川名物 白エビのお刺身と青物の炙り(鰆だったかと思います)です。 

白エビは甘くゆっくりと舌の上でほどけていき、炙りも脂と香ばしさが絶妙で最高のスタートダッシュを切れました(笑)

 

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万寿貝のバター焼き

 続いて、志の助の定番メニューである万寿貝のバター焼きです。

優しいバターの風味の後に万寿貝のコクが追ってくる感じでこちらもかなり美味です。

 

 

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ノドグロとガスエビのお刺身

 そしていきなり金沢の2大巨頭、ノドグロとガス海老の登場です。

私のような一般庶民にはなかなか手の届かないノドグロですが、魚ってこんなに味のするものだったのかというくらい、旨味と脂がぎっしり詰まっていて、噛んだ瞬間口の中で溢れます。

馴染みのなかったガス海老ですが、こちらも甘えびとはまた違ったコクと甘味があり、ぷりぷりの権化のような食感でした。

 

いよいよ握り

 

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アカイカの握り

 

おつまみがひと段落すると、いよいよ握りに移ります。

一貫目はアカイカの握り。イカ独特のねっとり感が下に纏わりついてきて、味わいながら時間をかけて食べさせていただきました。

 

ここで気付いたのですが、私が慣れ親しんだ寿司とはシャリが全く違いました。

金沢の寿司は赤酢を用いるので、シャリが若干赤みがかっており、通常のお酢とは少し違って鼻に抜ける風味が独特です。

 

シャリの炊き具合も少し硬めで、芯を残してあるので、米の一粒一粒がより強調されている感じです。

 

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タイの昆布締め

タイの昆布締めです。しっかりと昆布の出汁が凝縮されていて、タイならではの歯ごたえも相まって最高です。

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甘えびの握り。卵が乗っています。

 個人的にいちばん楽しみにしていた甘えびです。シーズン中は青色の卵を乗せていただけるんですが、プチプチとした食感がプリプリの甘えびと口の中で合わさり最高でした。

 

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ウニの握り。濃厚です。

 続いてウニです。舌の上で溶ける瞬間に濃厚な味が広がり、美味でした。

 

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赤身の握りです。

 マグロの赤身です。もっちりとした食感とシャリのサイズ感が絶妙でした。

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トロの炙りです。

 寿司の王様、トロの炙りです。冗談抜きで牛肉かと思うくらいジューシーで、すぐに溶けてしまいましたが、飲み込まずいつまでも味わっていたい一貫でした。

 

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梅貝です。

次は梅貝です。塩が振ってあるので、醤油を付けずにそのまま頂きます。

ネタそのものの味が噛むたびに感じられます。

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アジの握りです。

 アジです。臭みはいっさいなくさっぱりとした中にも脂が乗っていて美味でした。

 

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蒸しアワビの握りです。

 

蒸しアワビの握りです。タレで味付けされていいるのでそのまま頂きます。

おつまみで頂いた生のアワビとは全くの別物でフワフワの食感です。

一切咀嚼にストレスがかからず、味もより凝縮されていて絶品です。

 

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ノドグロの握りです。

金沢の寿司といえばこれ、ノドグロです。脂の乗りと魚そのものの味の濃さが別格です。

これだけでも金沢に来てよかったと思える一貫でした。

 

以上にあら汁が出てきておまかせコースは終了です。

至福のひと時でした。。。

 

ざっくりとした費用

 

私は二人で訪問し、車の運転がありましたのでお酒は頂きませんでした。

おまかせコースが一通り終わった後に、それぞれ3貫ずつほど 追加で握っていただき、フィニッシュでした。

 

この条件でお値段は一人14,000円ほど。

一品一品のクオリティと味の感動を考えれば納得です。

 

まとめ 

 いかがでしたでしょうか。

一食に一万円以上というのは、私のような一般庶民にとってはけっこう敷居が高いです。

でも、たまには非日常の空間に足を運んで本物の味や空気に触れ、自分自身の経験値を高めたり視野を広げたりすることって、人生を豊かにする上ではかなり大切だと思います。

 

変な語りに入ってしまいましたが、また次の新しい経験を得るために、日々の何でもない生活も大事に生きていきましょう!

 

それでは!

 

 

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