ほぼ初心者がバリ・ヌサペニダ島でマンボウとダイビング 一日の流れ
のろまに見えて意外と泳ぐのは速いんです。
どうも、金欠トラベラーです。
今日も前回に引き続き、ダイビングでマンボウと泳ぎたいという方々に向けてこの記事を書いていこうと思います。
前回はマンボウに会うために私が利用したダイビングショップやざっくりとした費用を纏めましたので、よければそちらからご覧ください。
kinketsutraveler.hatenablog.com
今回は私が利用したダイビングショップ・スランガンマリンサービスでの一日の流れや、経験本数が少なくてもマンボウと泳げるのかについて書いていきます。
それではいきましょう!
まずはダイビングショップに集合
ホテルまでお迎えが来る
ダイビングショップの車が宿泊しているホテルまで迎えに来てくれます。
旅行会社のツアーにダイビングも含まれている場合、事前にお迎えが来る時間も連絡してくれます。
この旅では、バリ島南部のデンパサルという地域のホテルに泊まっていて、スランガンマリンサービスは徒歩圏内だったので、私はお迎えのバスはお断りして自分で歩いてショップまで行きました。
ショップに着いたらグループ分け
ショップに到着したら、他のダイバーさんたちも集まっているかと思います。
急流のヌサペニダでのダイビングということで、やはり数百本は潜られている経験者の方もが多かったです。
そんな中、当時経験本数10本の わたしが混じっているときの心情たるや。。。(笑)
しかしそんな無鉄砲な私にも、ショップオーナーの三木さんが「大丈夫、マンボウ見れるよ」と分け隔てなく接していただき、なんとか一つのグループに割り振っていただきました。
ヌサペニダに向けていざ出発
ダイビングポイントまでは約40分
グループ分けが終わったら船に乗りこんでいよいよ出発です。
ダイビングポイントまでは40分ほどかかるんですが、海の波はけっこう高くて船は弾むし、島々に打ち付ける波が激しく砕けていて、少々不安になるかもしれません。
海の色も南国の空色というよりは日本の暗い青に近い海です。
でもポイントに着くと波も収まっていました。
きっと風向きや海況を見てベストなポイントを選んでくださっているからですね。
機材セッティングは全てやってくれる
経験本数が少なかったり、前回のダイビングからのブランクが長かったりすると、機材のセッティングに不安があるときもあるかと思います。
スランガンマリンサービスの場合は、さすがリゾートダイビングという感じで、ガイドの皆さんが機材のセッティングを全てやってくれますし、フィンを履くのまで手伝ってくれるくらいほどの勢いでした(笑)
ドリフトダイビングでゆったりと流される
基本はドリフトダイビング
バリ・ヌサペニダでのダイビングは、船から錨を下ろしてロープを伝って潜行していくスタイルではありません。
エントリーして自分でフリー潜行した後、海中でガイドさんや他の参加者と合流し、海流に乗りながらダイビングを楽しみ、浮上したところでまた船に拾ってもらうドリフトダイビングが主流です。
偉そうに言ってますが私もこの時初めてドリフトダイビングを経験し、かなり緊張してました(笑)
ドリフトダイビングは難しくない
耳抜きしながらご自身でフリー潜行し、海中でガイドさんと同じ深度を保てさえすれば、後はガイドさんについていくだけなので、最低限のスキルさえあれば何も難しいことはありません。
ダイビング中、あまり流されているという感覚はなかったんですが、海底の海藻を見てみるとかなり海流になびいていて、けっこういいスピードで流されていることが分かりました。
ついにマンボウとご対面
マンボウは深く冷たいところにいる
私は2日間で6ダイブしたんですが、マンボウに会えたのは3ダイブでした。
確率で言うと50%なので、かなり運がいい方だと思います。
一日に午前・午後に分けて3ダイブしますが、昼食はおいしい日本食のお弁当が出ました。
マンボウがいたのは全て水深25~40メートルくらいの深めのところでした。
バリの海は温かいイメージですが、水深20メートルを超えたあたりから水温はかなり冷たくて、20度以下だったと思います。
正直、長くいると震えるくらい寒いです(笑)
ぶつかるほど近くにマンボウが寄ってくる
これは少し珍しいケースかもしれないですが、私があったマンボウは警戒心が薄かったのか、逃げるどころかなんとこちらに向かってきて、ヒレではたかれたり体にぶつかったりしてしまいました!
マンボウの体表には寄生虫がわんさかいるという噂を聞いていたので、触れてしまった後しばらく気になっていましたが、結局なにも起こりませんでした(笑)
しかし大きなマンボウがこんなに近くまで寄ってくると、さすがに迫力がありました。
求めていた感動の体験ができて大満足だったのは言うまでもありません。
あとで聞いた話ですが、3年連続でバリに通ってもマンボウを見れなかった方もいらっしゃるそうで、こればかりは運の要素も強いようです。
一緒に潜った皆さんでお疲れ様会
大満足のダイビングから無事にショップに戻ったあとは、ダイバーの皆さんでお疲れ様会をするということで仲間に入れていただき、安くておいしいバリ料理とビールを楽しみながら経験豊富な他のダイバーさんの話をたくさん聞かせていただきました。
お疲れ様会はいつもやっているわけではないそうですが、もしチャンスがあればぜひ参加されることをおすすめします。
非常に楽しくて温かい会でしたよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
野生のマンボウと泳ぎたいなんて、よほど自然が大好きで発想力に富んだ人でないと考えつかない夢だと思うので、かなり親近感を覚えますし、そんな同志の方々に少しでも私の経験談をお役立ていただけたら幸いです。
経験本数が少ない方も、ドリフトダイビングが初めての方も、バリの海は初心者向きではないのではという理由で諦めず、ぜひチャレンジしてみてください。
きっと人生の思い出ができると思います!
それでは皆さん良い旅を!